愛し合うセックス、求めあうセックス
言葉のニュアンスの違いですが、愛し合うセックスには時間をかけて優しく愛撫し女性とともに深い世界へと入っていくようなイメージがあります。
求めあうセックスには本能的で野性的なものを感じます。
部屋に入った瞬間からディープなキスをしてむさぼりあうようにカラダを交わす。
最近の女性が喜ぶ恋愛とSEXのテクニック本には髪をなでてキスをして首筋から・・・と細かく書かれているものがあります。
時間まで決められていて、一見とても親切なのですが…
マニュアル通りのセックス
30代の男性からこんな質問を受けました。
「SEXテクニックで有名な先生の本を読んで、マニュアル通りにこの順番を繰り返してセックスをしていました。最初はとても良かったのですが、繰り返すうちに彼女も僕も何だか物足りなくなってきたんです。マンネリとは違うのですが、理由がわからなくて。」
僕は「感じるセックスの専門家」ではないので詳しいことは解りませんが、ただ一つだけ言えることはもっと本能のままでいいのではないかと思います。愛やセックスを頭で考えすぎない。
フランス料理のようなセックス、カジュアルなセックス
セックスの基本は女性のためにあるということだけ認識していれば、時には本能に任せたラブタイムも必要だと思っています。
僕たちジョン&マリーが提案している「オーガニックSEX」は女性の為にあるものですが、料理でいうなら月に一度か二度のフランス料理のフルコースのようなセックスです。
時間をたっぷりとかけて前菜から一つ一つ楽しむ、いつもと違う豪華なセックスです。
でも時間のない普段の二人には「カジュアルSEX」でもいいと思います。
絶対にしてはいけないセックス
絶対にしてはいけないSEXがあります。それは、男だけが射精して終わる「ジャンキー(添加物)セックス」です。本能や情熱に任せたセックスと、ジャンキーセックスは違うものです。
ジャンキーSEXは女性を悲しませるセックスです。これを続ければ男のあなた自身も最後は悲しむことになります。
本能のままに愛し合うセックス
こんなときのセックスは本能のままなセックスがいいと僕は思います。
・愛し合う二人が久しぶりに会うとき
・何かの衝動で燃え上がるような恋のとき
・ケンカしていた二人が何かのきっかけで仲直りをするとき
・セックスをご無沙汰していた男性と女性が愛し合うとき
不思議ですが、いつもは濡れない女性でもそんなときの女性は瞬間から熱く濡れているものです。
そんなときにマニュアル通りにキスから順番に…なんてしていたら、かえって冷めてしまいます。
オーガニック・セクシーライフ
♡ 特別な夜はオーガニックSEXで優しくディープに
♡ いつもはカジュアルSEXで楽しくエンジョイ!
♡ ときには熱く燃える本能のSEX。お互いの性の情熱を素直に見つめ隠さないディザイアSEX(desire:強く望む)
このすべてがジョン&マリーが提案している「オーガニック・セクシーライフ」なんですね。
マニュアル通りの内容で忠実に守りながら、それはそれで楽しいものだと思いますし、性の入門編としてはAVよりもいいと思います。
書道でも柔道でも初級・中級・上級があるように性にもあります。
是非、入門編から始まり、段階を経て上の階級へと成長していきたいものです。
*でも、上級編からおかしな道にそれる方も最近はいますので、そのあたりはご注意を!
愛し合うセックスと求めあうセックスは、どちらも素晴らしい!
SEXから体を交わしてから愛が芽生えることもあります。
逆に愛があるはずなのに、SEXをしてから愛が冷めるときもあります。
男女の仲とは本当にわかりません。
自分自身を信じて、あなたの本能が命じるままに生きることが大切だと思います。
イイ女ほどセックスが好き
以前、LOVE&SEX イイ女ほどSEXが好き という内容の雑誌が発売されました。
かなり大胆な見出しですが、ハリウッドスターたちが自らのセックス感について語っています。
下品な感じではなく、真面目にセックスを語るハリウッドスター達、その中の一人にキャメロン・ディアスがいました。自由奔放にLOVE&SEXを楽しんでいる様子がとても好印象でした。
日本では女優がそんなことを語ればすぐに仕事がなくなるお国柄ですが、自由な国アメリカならではと思います。
「SEX AND THE CITY」という映画がありますが、当初日本ではウケないと言われていました。ところが公開されると大ヒット。ニューヨークに住む4人のキャリア女性が織りなすラブロマンスを面白くユーモアに、そしてセクシーに男女の思いの違いを表現している映画だったと思います。
男と女の違い。
それぞれのキャラクターの人間的な思考に関しては賛否ありますが、男の目線から見たとき、男の気持ちをよく理解している映画でもあると思いました。
「ストーリーは単純明快、ファッションがいっぱい詰まったオシャレな映画で、あとには何も残らない」と批評する人が多いと聞きました。
でも!
ラストシーンで「華やかに演出する形だけにこだわった女心」と「結婚式なんて関係ない二人が愛し合っていればいい」という男の気持ちの違いに主人公のキャリーは気がつきます。
そして二人は市役所で結婚の誓いをたて、親友たちに祝福されてハッピーエンドとなります。
恋する女心と男の気持ち、30代の大人の恋愛関係を描いた内容で、とても楽しく見ることのできた映画だったと思います。男にはわからない女心を垣間見た感じです。この映画でもそうですが、人間関係においてSEXはとても大切な事であるということです。
人を好きになってSEXをする、ごく自然な行為です。唯一、他人に自分の全てをさらけ出すことのできる行為がSEXだと思います。
大胆になる必要はありませんが、本当の自分をだしてどうしたいのか?を素直に言える関係がいいと思います。
どこが感じるのか?どうすれば感じるのか?どうしてほしいのか?
もっと素直に言える関係になれたら人生もセックスももっと素敵になる、そんな気がしています。
いいセックスをしている女は顔も体も綺麗になる
女性は愛のない世界では生きていけない
もう少し突っ込んで言わせてもらうなら、愛のあるセックスをしている女性は顔も体も綺麗であると言うことです。
先日もあるカフェでお会いした女性がいます。
表情がとても豊かで美しい。女の艶というのがある。会話が弾み失礼とは思いましたが、年齢をお聞きしました。
なんと、60歳を超えていました。実際には40代半ばにしか見えません。一緒にいたもう一人の女性は年の離れた妹さんと思っていましたが、実は娘さん。僕の仕事が何なのかをお話しすると、さらに話が弾みました。
どこからみても色っぽい
娘さんの前ですが、今でも週に一度は愛し合っていると言われていました。そのための準備には余念がないということも。
「今日もそのために娘とヨガをして備えているの」と悪戯っぽく話される口元がまた色っぽい。
旦那様は外科医でいつも張りつめているので、週に一度のラブタイムが旦那様のパワーになっている、そんな風にお話をされていました。
この女性のお話をお聞きして思ったことは、セックスライフが充実していたらその人の人生は豊かなものであるということ。
女性はひとつ満足を得ると、それですべてが満足をするという特性があります。セックスライフが満足感を得ている女性は、仕事や家庭においても不満を抱くことが少ないようです。そして、こんなにも美しく輝いていられるのかと思いました。
ラブローションを通して愛を語る。
今日も最後まで読んでくれてありがとう!