結婚、卒業おめでとうございます。幸せな離婚の始め方。
経験からいうと、結婚は喜びですが離婚は素敵な出来事です。
離婚したことで悩んで、自分を責める必要はないし恥じることもない。ましてや子供に対して引け目を感じることもない。世間の目なんて気することもない。
最近、出会う女性が皆、離婚調停中の方ばかり!
不思議ですが、今月だけで5人。
え?ありえない確率?ですね。
ということで、『幸せな離婚カウンセラー』でも開こうかなんて思いますが、僕の離婚の話を聞いて皆さん、明るくなってホッとして帰られます。離婚に対するイメージが変わりました。安心しました。とお礼のメールをいただきます。
僕の離婚の経験が誰の役に立っているのかと思うと!ホットします。(笑)
ということで「ジョンマリ社長のラブレッスンへ」ようこそ!
今日は「幸せな離婚の始め方」について僕自身の経験からお伝えできればと思います。
僕の場合は好きで結婚した仲なので、別れる時はできれば綺麗にカッコよく別れることを目指すことにしました。それは男にとって大切なことだと思ったからです。
最後くらい粋にカッコつけて、いい男でサヨナラをした方がいい。言いたいこともあるけど、そこをぐっとこらえて、元妻に花を持たせる。と言えばカッコいいけど、実際はゴジラとガメラのような争いの後に仲直りしてサヨナラ。
ぐっと我慢してカッコよくできればいいのですが、やっぱりできないんですね。わかっちゃいるけど、出来ない(笑)
でも言いたいことを言ってしまうと、なぜか急に心のつっかえが取れて本当の自分が見えてくる。
「本当は寂しかっただけ」「理解して欲しかっただけ」なんだと。
言い争わなければ別れられないから、言いたいことを言い合う時間も必要なんだと感じました。
その時間が過ぎれば、最後はやっぱりカッコよく別れられるものです。
別れを告げられることは辛いけれど、別れを言わなければならない方はもっと辛い!
それを理解してあげてください。
ところで、二人の歯車が狂い始めたのはいつからなのか?
僕の場合は、実は出会った最初のころだったと離婚した後に気づきました。
出会った頃は、ちょうど会社を立ち上げた時期で一日も早く軌道にのせないといけない!そんなことばかりで頭がいっぱいだったんですね。
今思えば仕事が安定して、それから結婚すればよかったのだと思いますがその時はわからない。その時から本当は二人の関係は少しズレていたんですね。
だから、「苦しい時は言ってくれたらよかったのに」と別れた2年後に元妻から言われました。
「でも言えなかったね。あなたは男だったから」「もし、今度いい人と出会えたら、苦しい時は言ってあげてね。その方がきっと上手くいくと思うよ」と。
男は馬鹿だから、意地やプライドが邪魔をして心の内を素直に言えないものです。そこから二人の関係がズレていく。
最初は小さな1ミリのズレだったものが、20年も過ぎると取り返しのつかないほど大きなズレになっているものです。
そこに気づくのが遅すぎた。素直になって伝えることがどれほど難しくて、大切なことなのか今はよくわかります。
もし今、離婚考えている方なら!
①他に好きな方が出来たのなら今日の話は無駄なこと。読まなくてさっさと次の恋に行って楽しんで下さい。
②努力もした愛も与えた。疲れるくらい頑張った。でもこの人との学びは終わったと感じたのなら、それは次にいく合図。躊躇なく次の幸せの扉に向かって進んでいい。誰が何と言おうと気にすることはありません。
③最後に「どうしよう?」と、まだ思いが残っているのなら素直になってズレを修正してみる。いったい私たちはどこからずれてしまったのか?それが伝え合えれば、また良い関係に戻れると思います。
もつれた糸を解くの時間と忍耐が必要ですが、思いが残っているならもう一度、努力をしてみる価値はある。それでだめなら卒業してみる。
そして、これから結婚する人は「結婚式の鐘の音は、これから始まる戦いの合図!」だと思って、二人の結婚という戦いを楽しんでくださいね!(笑)
経験者だから言えますが、世界中の男女が結婚7年を過ぎると、「やっぱり戦いの合図だったんだ~」と、貴方にもわかる時が来ますから。
離婚はいいものなんです。今はそう思えます。だから安心して離婚してください、人生は必ず良い方向へと向かいますから。大丈夫!
結婚、卒業おめでとうございます。新しい恋を見つけて楽しんでいきましょう!
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