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オーガニックのラブローションを作ってみた社長の話vol.1

こんにちは、ジョン&マリー社長のジョンサンデーです。今日は、ジョン&マリー(セクシャルコスメ)誕生のストーリーをお伝えしたいと思います。

なぜラブローション(セクシャルコスメ)の製品開発を思いついたのか?

少し長いですが、お付き合いくださると嬉しく思います。18年ほど前からオーガニックなブランドを作ってみたいという構想はありました。まさかそれが、ラブローションの会社なんて!!!!

自分でも思いもよらないのですが・・・笑

人生って面白いものですね。化粧品業界の人間でもありません、会社をしてきた経験はありますが化粧品業界やラブ産業でもない。ましてやLOVEもセックスも経験の少ない(と思っている)普通の男が・・・!?

自分で言うのもなんですが本当に不思議な出来事でありチャレンジだったと思います。小さなインスピレーションを形にしていく作業です。

そもそものきっかけ、それは・・・(*決してカッコいい話でもなんでもないんですが)

20年過ごした元妻に失恋(離婚)したことにあります。本当に「ぱきっ」という音がしたのが解るほど、心が壊れてしまったのを今でも憶えています。

僕の生まれて初めての失恋、50歳を過ぎての初めての失恋。それが元妻。

「別れてほしい」が彼女の最後の言葉です。僕は何も言わずに、いや言えずに「解ったよ」と言う。その一言で20年の月日に終わりを告げました。あとは彼女の言うとおりにすべて済ませて結婚という恋が終わりました。

実はその1カ月前には離婚旅行と称してタイ・台湾と1カ月ほど家族で旅行に出かけました。暗黙の了解の最後の旅行なのですが一緒のホテルに泊まり、いつもの通り一緒に食事をして普段通りの楽しい会話をし、周りからも「仲のいい素敵な家族ですね!」と声をかけられ楽しくも不思議な旅行となりました。

これが家族で行く最後の旅行だね!

何も答えない彼女の微笑みがすべてを物語っていました。僕は最後だから・・・と、必死で何かを抑えていました。

最後くらいはカッコつけたかったカッコいいままお別れしよう。それが「男の別れのルール」そう自分に言い聞かせて過ごした1カ月。そんな離婚旅行を終えて関西空港で別れたのが最後。それ以来家族とは会っていません。

何がいけなかったのか?

何処がダメだったのか?

そればかり考えて半年が過ぎました。その間スタバ(カフェ)に出かけては横に座った女性に事情を説明し、「女性の事を教えてほしい」と声をかけて過ごしもしました。

随分多くの女性に助けられたと思っています。50歳を超えた男が馬鹿な話をしても20代30代40代の女性たちは、皆本当に真摯に「女性とはどんなものか」を色々と丁寧に教えてくれました。

女はどうすれば感じるのか。女はどういう風にすれば喜ぶのか。

女性の考え方や習性などなど。それはそれは包み隠さず、自分のセックスのことまで事細かく教えてくれる女性もいました。初めてカフェで出会った50過ぎの男に・・・。

本当にびっくりしました。

自分のどこがいけなかったのだろうか・・・。

女性の気持ちが知りたくて、女性のことを知りたくて、別れた彼女とのことを理解したくて・・・その答えを探るための6か月だったように思います。

40名くらいの女性達に話を聞いたこ頃、ある答えに行きつきました。

女性は年齢を重ねても可愛いままでいさせてほしい。どんなことでもジャッジ(判断や批判)されたくない!(しないでほしい!)

良いとか悪いとかの判断をされたくない。「ありのままの私」で、すべてをOKだと認めて欲しい。それは別れた彼女(元妻)がいつもいつも言っていたことだったんです。

何度も何度も聞いていた言葉でした、こんな事を書くことにとても勇気がいります。が、典型的なダメ男。

それが今までの僕だったと気づいたのです。男はどうしても良いとか悪いとかの判断をしてしまう。ジャッジをする。答えを出そうと質問をしてしまうんですよね。

「そのままのお前でいいよ」と言いながら、自分の中にある小さなオリに閉じ込めようとしてしまう。僕自身でも気づいてなかったのですが、別れた彼女の自由を奪ってしまっていたのかもしれません。

「息が苦しくなって、これ以上は無理」そう彼女は言いました。そんなことも気づかない間抜けな男だったんですね。

そして、僕のような間抜けな男は世界中にいるかもしれない。僕のような無知な男のせいで悲しい思いをしている女性が沢山いるのかもしれない。

それに気づくことができれば、せめてもの罪滅ぼしになるのかもしれない!!と思うようになっていきました。

これがジョン&マリーを作ろうと思ったきっかけです。

家庭でも仕事でも男女の関係でも、目の前の人が微笑んでいられること。女性がいつまでも鼻歌を歌っていられる環境をつくることが、男にとっての幸せの始まりだと思います。

出来なかった男が言うのもおかしな話ですがこれが男の役目だと思うんです。それが50年間生きてきて大切なものを無くしてみて、たどりついた答え。

一人の女性スタッフから「誕生ストーリーを絶対に書きなさい!」と言われて(半ば命令笑)、こうして書いてみると。

僕は、好きな人を幸せにしたかった。一緒に幸せになりたかった。ただ、それだけでした。

そうして作った会社ですが、ラブローションの製品を男が作って販売する!?

女性に受け入れてもらえるのか?!!恐ろしいくらい怖かった。

女性の気持ちがわからない男が・・・と、とても勇気のいることでした。が、そこに進むべき答えがあるのではないかと感じました。

これが僕の運命(使命)なら勇気を出して挑戦してみよう!と

セックスは生きる上でとても大切なこと。いや、一番大切な事ではないかと僕は思います。

少なくとも僕にとっては一番大切で、一番難しく一番愛おしいものでした。男と女が出逢って恋をして愛しあう。これを学ぶ場はありません。一番大切なことなのに誰もどこでも教えてくれない。

愛やセックスが男女の関係でどれほど大切なことなのか?自分自身の体験を通して知りました。

言えない関係もあるでしょう。乱れ過ぎに見える関係もあります。ただ、どんな関係もそこに愛があれば良いのではないか。ジョン&マリーがラブローションの仕事を通して、伝えたいことは愛の行為としてのセックス。

もっと性に、セクシャリティに、セックスに素直になって感じていい。人はもっと感じてエクスタシーを知ることはとても素敵な事なんだ!ということを伝えしたい。

人は愛もセックスもすべてをさらけ出して、もっと自由であっていい。

ジョン&マリーの基本コンセプトになっている「Oraganic Sexy Life」オーガニック・セクシーライフは女性達の言葉から生まれたものです。

ジョン&マリーは女性の気持ちが解らない元妻からフラれた間抜けな男が、その答えを知りたくて生まれてブランドです。

解ったようになってカッコつけていると、女性から叱られる毎日ですが少しは成長したのかもしれません。時々、女性の気持ちが解るスマートな男が羨ましく思うこともありますが、残念ながら僕には今のところ無理なようです。

そんな男でも女性を理解したい。少しでも近づきたい、女性を大切にしたい、愛する人を守りたい。そしてどんな人も幸せになって欲しい。そんな思いで商品を作っているのがジョン&マリー。

商品開発においても、どうせ作るのなら世界で一番の最高のものをつくろう!それだけは絶対に曲げない思いで作りました。

世界で一番厳しい目を持っている娘がOKをしてくれる。それをジョン&マリーの商品開発の基盤・基準にしました。

娘は生まれながらに厳格なベジタリアン。今までに一度も添加物や化学薬品を使ったものを食べたことも使用したこともない女性です。その娘が使っても喜んでくれること、それがジョン&マリーのすべての品質基準です!!

現在はラブローション(潤滑ゼリー)、ジャムウ石鹸、プレイジェル、キスリップ、フェロモン香水、デリケートゾーンケア、会陰マッサージオイル、バストケア、膣トレなどがあります。

  • オーガニックなラブローションを作ってみた社長の話Vol.5最終章
  • オーガニックなラブローションを作った社長の話vol.4開発編②
  • オーガニックなラブローションを作ってみた社長の話vol.3 開発編
  • オーガニックなラブローションを作った社長の話vol.2コンセプト編
  • オーガニックのラブローションを作ってみた社長の話vol.1
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